兵隊みたい
鬼のような、怒涛な時間が過ぎていく。
朝は登校中にお客さんへのフォローと昼に投稿するSNSのチェック。
患者さんへのアプローチを考えつつ
今日の相場をチェックする。
実習中もガン化学療法の説明や抗ガン剤の調査、薬物療法やカルテのチェックなど他にもやらなきゃいけない事は全く終わらない
昼は唯一の楽しみの時間
お金は飛んでしまうけど、病院のお弁当を買って+パンも買って、ゆっくり味わって食べる。
もちろんチャートを確認して、
お客さんのフォローもチェックしながら。
午後は実際に患者さんを指導して、ケモの説明に必要な情報を収集。
膨大な量の覚えなきゃいけない薬の量に溜息が出そうになる。
病院薬剤師を目指すならまだしも、私が目指してるのは独立。
ここで頑張る事自体はいいのだけれども、興味のないことを学ぶ事ほど辛い事はない。
学ぶ事自体が嫌なんじゃなくて、
全く頭に入らない自分に嫌気がさすから。
帰り道、ぼーっとして歩きながら、猫に会った。
私は猫が好きだ。
自由に生きている姿が好きだから。
私の人生のメンターは猫かもしれない。
そんな事を思いながら駅に向かう
スーツ姿のサラリーマン
みんな同じに見えた
規則を守ることが美徳
ルールを守ることが美徳
きちんと真っ直ぐ整列することが美徳
兵隊みたい
周りへの気遣い?
思い遣り?
当たり前になると、感謝を忘れる。
真っ直ぐ整列する事が当たり前になると、はみ出た人に不満が飛ぶ。
生まれるのは不満だ。
真っ直ぐ並ぶ人は賞賛される。
生まれるのは賞賛だ。
進めば進むほど、不満が生まれて
戻れば戻るほど、感謝が生まれるのなら
私は後者の方がいいなって思う。