奴隷
逃げるって楽しい
中毒みたいなものだ。
最近の私はこの中毒にハマってしまっていたみたい。
遊びに逃げて
男に逃げて
別のビジネスに逃げて
快楽の中でとことん生きてみて
この前言われたんだ。
「○○ちゃんって、人間らしいよね」
「人間らしい?」
「うん。なんか、欲に忠実」
本当に。なるほどって思った。
私はそういう意味で言ったら、きっと誰よりも人間らしい。
でも、今の私には虚無感しかない。
生きてる感じがしない。
働きたくない。
あんな閉じ込められた「社会」という檻に入れられたくない。
あそこは奴隷みたいだ。
その周りの、別の空間から、その奴隷をみて楽しんでいる人達がいる。
酒、ギャンブル、遊び、娯楽、
あらゆる甘い果実を吸わせて
飴と鞭で働かせる。
卑怯だろうか?
酷いと思うのだろうか?
いや、そうは思わない。
彼らは賢い。
私はそっちにいたい。
狩られるか、狩るか。
でも、それには自分で獲物を狩りにいかなければならない。
獲物は金。
狩る手段は?
いくつも知っていた方が柔軟性が効く。
でも一つを極めた方が、狩れる確率も上がる。
先ずは極めなきゃいけない
自分で、狩るためのスキルを身につけなければならない。
今の私にはそれがない。
やらなきゃ。
出来るだけ早く。早く。
でなきゃ私は「生きて」いけない。